この本を読んで、今までの自分の読書の方法を、本気で反省させられました。
その名も、『本を読む本』。タイトルからしてトンチが効いてます!
一言で言うと、
「読書には4つのレベルがあって、あなた方はまだまだお子ちゃまレベルですよー。本の内容を血肉としたければ、分析しながら読む読書・複数の同種の本からエッセンスを頭にインストールするような、大人の読書に目覚めなさいね。このお子ちゃまが!」
という内容になってます。
読んだ内容、マインドマップにまとめてみました。↓↓

※クリックすると大きい画像が表示されます。
本を読むレベルには以下の4つのレベルがあるそうです。それは・・・
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- 初級読書・・・文字の意味を理解できる読書。子供の読書や大人が外国語の本を読む時のレベル
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- 点検読書・・・ある程度系統立てて、本の内容を読んでいく。トピックがポツポツ頭に拾われる。
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- 分析読書・・・本の内容を自分の血肉とするまで分析する。著者と対話していくような読み方
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- シントピカル読書・・・本の主題を明確化し、同一主題の別の本を複数読みながら、各本の関連や差異などを多角的に読み解く。究極の読書。
この中で、ボクはレベル2の点検読書程度、場合によっては、あわやお子ちゃまレベルだと認識しました。
受けた衝撃としては、
“幼稚園児に方をポンポンッと叩かれ、「もっかいココからやり直そうか。・・・うん、ゆっくりでいいよ・・・。」と慰め混じりに桃太郎さんの絵本を手渡されるような・・・。”
というイメージです。もう立ち直れません。
そのため、一刻も早くレベル3以上の読書に目覚め、大人としての威厳を保たなければいけないんです!(あなたは今、どこのレベルでしょうか・・・?ぜひ買ってお確かめください。怖いですよ。。)
分析しながら本を読むとは?
ボクがなるほどなと感じた分析読書の一番のポイント、
本を読みながら頭の中で質問をし、その答えを本の中から探していく。つまり、著者と対話をするように本を読む。
こんなこと意識してなかったです。何気なく、重要そうなポイントにマーカーを引いたり、メモを取る程度でした。
特に重要な著者への質問が4つあります。
- その本は全体として、何に関する本なのか?
- どのようなトピックが、どのような結論で述べられているのか?
- 本の内容全体が真実なのか?それとも、どの一部分が真実なのか?
- その本から得られた情報を、自分はどのように活用できるのか?
本を読み終わったあとに、この4つの質問の回答が頭に浮かばなければ、つまりそれは、本の文字列を目で必死に追いかけただけで、漢字の読み方の勉強にはなっても、”読書”をしたとは到底いえないということにります。
ね?過去の読書体験を振り返ってみると、意外と答えられないでしょ?
#本当の読書を知ると、怖くなるってのはこういうことです。今まで自分がしてきたことは・・・。(汗)
ぜひ、お読みください。早ければ早いほど、今後の読書の質が上がり、人生が好転します。
講談社
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今回は、『本を読む本』、本の理解を100倍にする”モノ”に出会いました。